自民・伊吹氏が示した、政治家がわきまえる6つの「た」を見て思ったこと・・・吉野弘の「祝婚歌」
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「東北でよかった」の今村・元復興相の失言問題で、自民党の伊吹文明氏が、発言時に重要な心得である6つの「た」を二階派の総会で示した。
その中に「正しい」と思っていることを話すとき、ちょっと一呼吸入れて考えるというものがあった。
これを読んで私は詩人・吉野弘の「祝婚歌」の一節を思い出した。
『正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい』
これは与党だけでなく、野党にも持ってもらいたい精神だ。「地獄への道は善意によって舗装されている」というサミュエル・ジョンソンの言葉もある。どんなことにもどちらかが100%正しいということはない。30:70とか40:60ぐらいがほとんどだ。
正しいことを言うときは、控えめに。