「久米宏です。ニュースステーションはザ・ベストテンだった」が届いた!・・・私が大学時代「ニュースステーション」のスタジオに潜入した話
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かつて「ザ・ベストテン」(TBSテレビ系)や「ニュースステーション」(テレビ朝日系)で歯切れの良い司会で人気を博した久米宏さんの自伝的著書「久米宏です。ニュースステーションはザ・ベストテンだった」(世界文化社)が発売されました。
今日、アマゾンから私の手元に届きましたが、目次を読むだけで、わくわくさせます。
かなりボリュームのある内容なので、何回かに分けて記事を書きたいと思います。
が、その前に、私があの「ニュースステーション」の本番直前のスタジオに潜入した話を書かせていただきます。
「ニュースステーション」は私が中学生の頃から大好きな番組でした。高校の受験勉強そっちのけで見ていたものですから、親によく怒られたものでした。
そんな私も大学へ進み、大好きなテレビの世界を味わいたくて、公開収録に参加したり、社外モニターに応募したりしていました。
まだフジテレビが新宿区河田町にあった頃も、社外モニターに応募し、「とんねるずのみなさんのおかげです」の収録現場で、木梨憲武さんと久本雅美さんのコントを見学させてもらったこともありました。
そんな私がある番組を見ていたところ、テロップで「テレビ朝日・ヤングモニター募集」の文字が。早速応募。ただ、テレビ朝日でも他局でもいいので、何か1つの番組を見ての感想を書いてくださいという”試験”みたいなものがありました。
無事合格し、毎週指定された番組のレポートを送り、週1回男女が別々に集められ、会議が開かれ、詳しい感想を3〜4人の社員から聞かれます。
3ヶ月の期限が終わろうとしていた頃、社員のリーダーだった方から「最終日に局内を見学します。『ニュースステーション』のスタジオも特別に見学します」との言葉。
黙って聞いていましたが心の中では、テンションが上がりまくり。それから毎日そわそわしていました。
そして当日。
すべての日程が終了し、いよいよスタジオ見学です。
スタジオは会議室からかなり遠くにあり、結構歩きました。心臓はバクバクしていました。
そしてスタジオ前。「これからスタジオに入ります。絶対に声を出さないようにしてください」と、リーダー。
1歩2歩・・・と歩を進めていくと、暗いスタジオでスポットライト浴びる3人が!
長いテーブルに、中央、久米宏さん。向かって左隣に「悦っちゃん」こと小宮悦子アナウンサー(当時)、右には解説の高成田(たかなりた)亨・朝日新聞編集委員(当時)が、会話を交わすことなく、手元の原稿を入念にチェックしています。
モニターメンバー全員が緊張しながら3人をじっと見つめています。私もそうです。夢中で見ていた番組の3人が生で目の前に揃っているのです。
見学時間は5、6分だったでしょうか。リーダーが小さな小さな声で「では、こちらから出てください」と、出口へ促されました。
夢のような時でした。
局内の他の場所もいろいろ見学させていただきましたが、ほとんど覚えていません。
その「ニュースステーション」も含めた久米さんのテレビ人生をこれから読めるかと思うと、楽しみでなりません。
前述通り、何回かにわけで読書レポートを書いていきます。どうぞお付き合いください。