高齢ニートの介護日記

〜デイリー・ジャポン〜

R-1ぐらんぷり2018優勝・濱田祐太郎を見て思ったこと

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 先日行われた「R-1ぐらんぷり2018」で濱田祐太郎さんが優勝しました。濱田さんはほぼ全盲で、常に白杖を持っています。 

 

 ネタは目が見えないという自身のハンディキャップをネタにし、笑いをとっていました。 

 

 これに異論はありません。 

 

 しかしこれから苦労が待っているのではないかと思いました。 

 

 みなさんは「ホーキング青山」さんという芸人さんをご存知でしょうか? 生まれたときから両手両足は使えず、車いす生活をしている芸人さんです。デビュー当初はメディアにも盛んに取り上げられていました。 

 

 あるドキュメンタリー番組で青山さんが取り上げられており、ネタを披露していました。ウケはよく、見ていた芸人も、師匠である大川興業大川豊さんも笑っていました。

 

 が、大川さんがネタのあと、ふと言ったひと言が印象に残りました。 

 

 「面白いけど、障害があるということで、今は向こうからネタがやってくるからな。それがなくなったときだな、勝負はな」 

 

 今回、濱田さんが優勝したときに思ったのはこの言葉でした。今はネタが向こうからやってくるでしょう。それがなくなったときどうするか? それが勝負だと思います。 

 

 「R-1」で優勝できたのだから、そこは乗り越えられると思います。健常者か障害者かわからないくらいのネタをやって、2連覇も狙って欲しいです。 

 

 頑張ってください。 

 

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